マーケティングに携わり今年で20年、ここ15年くらいはオンラインを中心にビジネスを展開してきました。
SNSが登場し、メディアが細分化され、生活者とのタッチポイントも複雑になっています。
多くの企業が「どのメディアが熱いんだ?!」「どの施策が効果的なのか?!」と、日々宝探しに奮闘しています。
ですが、物事の本質はいつもシンプルです。
見込み客が顧客になるためには、突き詰めれば興味を持ち、納得し、買う、この3つの行動を取ってもらうだけです。
多様化した生活者を捉えようと複雑な理論が展開されがちですが、私たちがやることは見込み客の興味を惹き、説得し、買いやすくするだけです。
オンラインで商品を売るために必要なのは、ADとLPとFORMの3つです。
AD(広告)で興味を惹き、LP(ランディングページ)で説得し、FORM(フォーム)で申し込んでもらう、この3つがあれば見込み客は買ってくれます。
多くの企業がADの活用に注力をしています。
ですが、LPやFORMにリソースを割いている企業は多くありません。
FORM自体の機能の差はなくなってきているので、FORMに問題を抱えている企業は少なくなっていますが、LPに問題を抱えている企業は増え続けています。
広告費や獲得単価が高くなっているということがよく問題視されていますが、これはLPの改善にリソースを割けていない企業が多いということが原因の1つです。
今まではオンライン広告の機能のお陰で売れていた商品が、その機能が当たり前になったこと、または機能に制限がかかるようになったことで、売れにくくなっているだけです。
どれだけADで興味づけをしても、その先にあるLPに説得力がなければ、見込み客は買いたいと思いません。
よりLPの重要度が高まっているということです。
LPは商品の陳列棚ではありません。
LPはページ化された接客担当です。
その前提を理解しないで作られたLPでは、オンラインで売上を増やすことはできなくなっています。
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