動画元年って何年あるの?

毎年「動画元年」という言葉を至るところで耳にしますが、個人的にはもう既に数年経っている印象です。インフラの整備に伴い、コンテンツの供給が進んだことによって、動画コンテンツがより生活者の身近になってきています。

Youtubeには毎分72時間分の動画コンテンツがアップされているらしいです。モバイルからのネットへのアクセスの半分が動画コンテンツに利用されているという話もあります。

なぜ人は動画コンテンツを見るのか?それは単純に動画の方が情報取得手段として楽だからです。得られる情報量もテキストベースのものとは比べ物になりません。

なんと、1分間の動画が伝える情報量は180万語、3,600のWebページ分に匹敵するそうです。これ、利用しない選択肢が無いですよね。

オンラインでのセミナーなども徐々に拡大してきています。元々は怪しい商材を売るためのものというイメージがあるかもしれませんが、手法としてはとても有効だと思っています。

場所の制約を受けない、時間の制約を受けない、参加のハードルが下がる。良いことづくしです。

セミナー会場に囲い込んで買わせる雰囲気を出すことを目的にしている人には向かないかもしれません。でも、良いコンテンツをたくさんの人に届ける、自分自身への評価が高まり、結果として仕事に繋がる。そんなマーケティングプロセスを作っていきたい人にはとても良い手法だと思います。

 

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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