マッチョデリバリーという付加価値

  1. プランニング

マッチョな男性が宅配してくれるサービスを提供しているお寿司屋さんがあります。

1万円以上の注文があれば、マッチョ店員がデリバリーしてくれます。マッチョ社長がマッチョ仲間を集めて経営している寿司屋なので、マッチョな店員がたくさんいます。

玄関で商品を受け取ると、服を脱ぎ筋肉を見せてくれるというサービスが魅力です。マッチョを撮影できて顧客は喜んでいるようです。

「別にいらんわ!」と感じるサービスですが、話題づくりとしては秀逸だなと思います。マッチョが集まって経営しているお寿司屋さんというだけでも面白いのに、玄関先で筋肉を披露してくれるなんてぶっ飛んでますよねw

企業が考えるべき付加価値

何より、自分たちが持っている特徴を価値に転換できないか?という発想から生まれているサービスなのが素晴らしいと感じます。

美味しいお寿司を提供するのは当たり前。何かプラスの価値をお客様へ届けられないか?マッチョな自分たちにできることはないか?と考えてのマッチョデリバリーサービスだと思います。

これが顧客を引きつけ、魅了する「付加価値の力」です。

付加価値を上乗せするということは、商品価値を高めるのではなく、商品価値にプラスの価値を加えて、顧客が感じる商品価値の総量を増やすというアプローチです。

一般的にお寿司を出前注文する顧客は、来客があったり、お祝い事があったりする人が多いと思います。

楽しいこと、嬉しいことがあるタイミングに、マッチョが運んできて筋肉を披露してくれるというエンタメは、楽しい・嬉しいを上乗せするための付加価値になり得ます。

これがUberEatsでサラダを頼んだ時だったらそこまで喜ばれないとは思います。お寿司という商品だから成立している付加価値ですね。

自社の顧客に対して、「商品にプラスする価値を用意できないか?」を考えて付加価値を増やしていけると、より求められ、喜ばれる商品にしていくことができます。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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