広がるサブスク

  1. 事例

これほどまでにサブスクにマッチする商品があるのかという感じがします。

JR東日本ウォータービジネスが提供する「自販機のサブスク」です。

月額2,480円で毎日1本どのドリンクでも購入できるという内容です。1本150円だとすると1ヶ月で4,500円なのでお得感はあります。通勤タイミングで考えると、20日間換算で3,000円なのでちょいお得くらいです。

でも毎日駅で飲み物を買っている人や会社の近くのコンビニで買っている人であれば、使わない手はないんじゃないかなと思います。

会員は専用アプリをかざすだけでドリンクを手に入れられます。この手軽さもいいですよね。

でも、ちょっと気になったことが。。

7ヶ月め以降は2,980円になるのですが、そうすると通勤時だけ買う人にとってはそこまでお得感がない価格設定になります。

転売したり不正購入する人が出てくるリスクがあるから、1日1本の制限は仕方ないですが、利用頻度を決められるとサブスクの良さは半減しますよね。

サブスクの価値は「定額利用し放題」なので。

連続購入ができない設定とかにすれば、行き帰り、仕事の移動の合間などでドリンクを買えるのですごく便利でお得になると思います。

利用者も募集枠を設けて集めているので、いろいろ実験中なのだと思いますが、利用者が増えて収益基盤が固まってくれば、そういうチャレンジもしていってくれるのだと思っています。

今後こういうビジネスモデルの商品が増えていくことは予想されます。自分自身のビジネスをどうすればサブスクモデルにできるのかを考えてみてください。

p.s.

昔から定期販売モデルというものはあります。最近だと定期販売モデルの通販をサブスクビジネスとして扱っている風潮もありますが、「定額利用し放題」がサブスクモデルの本来の価値だと捉えているので、流行りに便乗したアプローチが多いなと感じています。

D2Cみたいな言葉もそうですよね。より顧客とのコミュニケーションを重視した直販モデルだと認識していますが、ただのECをD2Cだと言い換えて流行りに便乗している世の中の雰囲気を感じています。

何にせよ良いビジネスモデルが広まり関心を集めるのは良いことなので、僕もしっかりと便乗していこうと思いますw

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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