「今治のホコリ」がヒットしているのをご存知ですか?
今治と言えばタオルですよね。
タオルを作る時に出る綿ぼこりを利用して作られているのが「今治のホコリ」です。
燃えやすい性質を利用して着火剤として販売されています。
これがキャンパーたちに大ヒットしています。
元々は使い道がなく廃棄されていた綿ぼこりですが、発想の転換によって大ヒット商品となりました。
廃棄するにもお金がかかり困っていたところに、その燃えやすい性質を利用できないかと考え、燃やすために使うという発想に至りました。
普通に考えれば、タオル屋さんが着火剤を作ろうとは思いません。
ですが、自分達の持っている素材を生かせないか?という発想によって、普通なら考えが及ばないような商品にたどり着きました。
お金がかかっていたゴミが、お金を生み出す素材に変わった事例です。
このように、価値がないと思っているものに価値を見出すのもマーケティングの役割です。
物事自体に意味はありません。
それをどう意味付けするかで決まります。
ネガティブな側面は見方を変えればポジティブになります。
あなたのビジネスの中で、一見価値がない、もしくはネガティブな側面は何ですか?
それが価値を発揮するシーンはどのようなものですか?
そして、そのネガティブな側面が持つ特徴を価値に変換してみてください。
そこに新たなビジネスチャンスが見つけられます。
ーマーケティングは一日にして成らずー
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