価格ではなくコスパ

  1. コラム

安かろう悪かろうを掴まないように、というお話。

8月に移転したパートナーさんのオフィスにやっとこさお邪魔してきました。事業拡大に向けて、広めのオフィスへのお引っ越しでした。

広くめの空間は白い壁で統一されて、家具は木彫のトーンで統一、天井からはダウンライトがほどよくフロアを照らしていました。

1番目を引いたのが外側の大きなガラス窓、大きなビルではないのに採光が十分にあり、実際よりも広く感じる空間。広さの割には結構なお金を掛けたみたいです。

この会社さんは主に運用型広告の代行をしています。社員としては、運用担当者と制作担当者が複数人。元々制作者はどこでも仕事ができるようにしていたようですが、新オフィスになってからは居心地がよくなったからか、会社に現れる頻度が増えたようです。

運用担当者とのやりとりも密にできるようになって、生産性upに繋がっていると言ってました。

ランディングページのコストパフォーマンス

長く使うものにはお金をかけろと言います。使う頻度で計算すると1回あたりのコストが安くなるからです。

よく言われるのが仕事用の椅子やPCとかですね。できるだけ身体に負担を与えない設計になっている椅子、作業が捗る高性能なPCはビジネスパーソンには必須のアイテムと言えます。と言いつつ、新型MacBook Proを買う理由をつくる。笑

パートナー選びでも同じことが言えます。ランディングページを1枚作るとしても、10万円で作ろうと思えば作れます。50万円かかるものもあります。場合によっては、100万円以上かかる場合もあります。

別に高いものを推奨しているわけではありません。LP1枚とってもその内容は天と地との差があるので、しっかりとどういうものが作られてその価格なのか、「適正価格」を理解しておく必要があるということです。

10万円だと渡した素材を並べてwebページ用のデータに加工してくれる程度です。(制作会社がどう言っていようが、掛けられる工数としてはその程度です)。

50万円だとランディングページで最も重要な構成の設計をしっかりと作ってくれるようになります。(もし制作過程でリサーチを元にした構成設計が無い場合は、割高な価格設定の可能性が高いです)。

100万円を超えるものは、取材やコンテンツの作成、オリジナルモデルの起用など、より充実させた内容にするためのオプションがついているか、もしくは優れたセールスライティング技術を持ったライターが骨組みを作る場合です。

「ランディングページってテストを繰り返してパフォーマンスを上げていくから、高くなくてもいいんじゃないの?」と思うかもしれません。でも、そもそもの土台がきちんとできていないと、何の魅力も持っていないものに継ぎ接ぎしていくだけになってしまうので、効果的な改善ができるとは思えません

ターゲットは誰なのか、何故その商品が必要なのか、何によってそう言えるのか、買いやすい取引条件を作れているか、それらの買ってもらうために必要な要素が土台になければ、どれだけ小手先を変えても望むような結果には導きません。

最近導入され始めているABテストのサービスは、あくまでデザイン上の処理としてわかりやすくする、注意を引きやすくする域を脱しません。もちろんパフォーマンスを高めるためには必要な要素です。

でもそもそものコンテンツやオファーがきちんと顧客の興味を引き、理解と納得を得られるものになっていなければ、検討もしないし、購入にも至りません

ランディングページ自体を1ヶ月毎に差し替えていくような、手当たり次第なやり方であれば、10万円そこそこのLPを量産するやり方でも構いません。でも、それだと顧客へのコミュニケーションが一貫しない状態になり、極めてマス的なアプローチになってしまいます。

「長く使うものに適切な投資をして、より長く使い続けるために投資をする。」

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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