教えることを選ばせている価値観

  1. コラム

マーケティング道場の一期生が新オフィスに来てくれました。近況を聞きながら、マーケティング道場の良かった点、悪かった点などを聞きました。

宿題にもきっちりと取り組む優等生で、道場での学びを実務に生かされて予想以上の成果を上げられています。僕の作ったスライドをノートに貼り付けて復習できるように工夫されていたのを知り、学ぶとは主体的な行動なんだなと改めて感じさせられました。

価値観とは何なのか?

僕がマーケティング道場を運営している理由は、マーケティングの力を使って世の中をより良くしていきたいと考えているからです。マーケティングの使い手を増やすことで、その実現を目指しています。

僕には「良いものは広げたい」という価値観があります。

価値観とは、その人のものの見方や行動するときの指針となる判断基準のことです。

生まれたばかりの赤ちゃんに価値観はありません。お腹が空いたら泣きわめく、抱っこされたら嬉しい、という自然に身を任せている状態です。

でも大人になるにつれ、人それぞれ違う考え方をしたり、違う行動を取ったりします。同じ出来事に対して取る反応も人それぞれです。それは、それぞれが違う価値観を持っているからです。

価値観はどこから来るのか?

価値観は経験から作られます。

親の言うことを聞かないと怒られていた人は、人の言うことを聞いて動いた方がうまくいくという価値観を持っています。
個性的な人に憧れた人は、周りとは違うことはいいことだという価値観を持っています。
安いものを買ってすぐに壊れた経験のある人は、高くてもきちんと使えるものを選ぶという価値観を持っています。

好きな人に好意を示したらギクシャクしてしまった経験のある人は、自分から積極的にはいかない方がいいという価値観を持っています。
逆に、自分からアプローチしてうまくいった経験のある人は、自分の目的達成のためには積極的にアプローチするのが良いという価値観を持っています。

全く同じ経験をして生きてきた人はいないので、価値観は人それぞれ違うものになります。

なぜ「教える」のか?

僕自身は「良いものは広げたい」という価値観を持っています。

振り返ると、学生の頃も友達に勉強をよく教えていました。高校の友だちからは「お前のお陰で国公立大学に入れた」と感謝されています。今気づいたのですが、小中高と生徒会長をしてたり、大学では学祭の実行委員長をしてたのは、自分の発言を届きやすくするためのポジショニングだったのではないかと思います。

今も「教える」ということを中心にビジネスをしていますが、良いことを広めるためにビジネスを利用している感覚に近いと思います。より多くの人に良いものを広めるために、もっと影響力を身に着けることが今の課題です。

僕が教えるのは、自分が教えることで相手がより良くなることに魅力を感じているからだと思います。なぜそれに魅力を感じるようになったのか?おそらく、子供の頃に誰かに何かを教えた時に喜んでもらえた経験があったのだと思います。親かもしれません。友達かもしれません。価値観は経験から作られるので。

アクションに対してのリアクションがポジティブだったので、「これはいいことなんだ!」と感じた平岡少年はそれを続けてきました。

影響力を身につけるために

知識を溜め込んでそれを小出しにするビジネスもやろうと思えばいくらでもできます。でも、僕の価値観が「稼ぐ」ことよりも「教える」ことが中心にあるので、それを選んではいません。

でも、資本主義の世界で影響力を身につけるには「稼ぐ」ことが必要だ、と今年から考えを改めました。声を大きく、広く遠くまで届かせるために動くことにしました。

僕のやりたい「良いことを広める」の実現のためにこれからは稼いでいきます。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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