成功するP2Cと失敗するP2Cの違いとは?

先日、YouTubeチャンネル登録者110万人越えの美容師インフルエンサーAYAMARさんのプロデュースブランド「Kaminii」の新商品発表イベントへお呼ばれしました。

事業拡大の支援をしてる関係で招待いただいたのですが、キラキラインフルエンサーの中に髭面のおっさんがぽつんと混じっていて居心地悪かったですw

広末涼子さんをゲストに呼んでたのでメディアもたくさん来てました。

Kaminiiは、サロンレベルの商品をドラッグストア価格で提供することをブランドの軸に展開しています。

今回のシャンプーとトリートメントは、Kaminiiというブランドをより広めるキープロダクトなのですが、実際に使ってみて覇権を取れると確信しました。

泡立ちがよく、洗い流しやすく、香りもほんのり香る程度で、しっとりとした仕上がりになる、まさに神シャンプーです。

以前経営していた会社で作ったシャンプーがお気に入りでずっと使っていたのですが、Kaminiiにスイッチすることにしました。

Kaminiiは広告費がかからない分、売価を下げることができています。

通販商品の場合、売価の3割程度は広告費になります。

ですが、100万人以上のファンを抱えるインフルエンサーなら、そのファンに買ってもらうだけでも十分ビジネスになります。

その分、価格を下げるという訴求力を手に入れられるのが、「P2C」と呼ばれるビジネスモデルです。

P2CはB2C、B2Bなどと同じように、ビジネスモデルを表す用語で、個人が消費者に対して直接商品を売るモデルです。

商品の良し悪しを全ての人が体感できるわけではありませんが、製造原価を上げることで、より体感できる人は増えます。

その体感をファンがインフルエンサー本人に伝えることで、ファンの間で口コミが広がりやすく、さらなる顧客創造に繋がるという仕組みです。

ですが、多くのP2Cブランドがコケてます。

その理由は、リピーターが増えず、初動の販売だけで終わってしまうからです。

「ファンが買ってくれる」メリットが、「ファンだけしか買わない」デメリットになっているということです。

これは商品自体の価値を顧客が体感できなかったことでリピートにつながらず、一旦は推しに対するお布施をして満足をしてしまっている感じです。

インフルエンサー自身も商品への思い入れがなく、商品を開発するだけの専門性もなく、ただ金儲けのチャンスとして利用されていたP2C商品が消えていったと見ています。

ですが、Kaminiiは商品の体感価値を高める企業努力をしています。

AYAMARさん自身が美容師として仕事をしており、商品や成分などにも詳しく、よくあるP2Cのようにお飾りでインフルエンサーがいるのではなく、専門家が本気で作っているプロダクトなので、リピートする人が多くなっています。

これから有名なヘアケアブランドの1つになることは間違いないので、是非使ってみてください!

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