クリスマスというマーケティング

  1. コラム

平岡家では24日にたこ焼きパーティをしました。高島屋の地下売り場でタコとケーキを買いました。甘く見ていたのですがケーキ売り場は長蛇の列です。ホールケーキを買う人は優先的に購入できたので、並ぶのが嫌な僕はホールケーキを買うことにしました。ホールのほうがパーティの雰囲気も出ますし。

4人家族で1人は赤子、上の子もケーキをあまり食べません。なので、大人二人で食べれるサイズにしようと、小さい方のショートケーキを選びました。小さい方で3,000円です。もう1つの大きい方は4,500円くらいでした。

いざ食べる時に箱から出して手元で見ると、思わず「ちっちゃ!」と言ってしまうほどの大きさです。10cm程度の直径だったので、ホールじゃないケーキより少し大きいくらいのサイズ感です。

「これで3,000円は高いな。。」と落胆しつつも、クリスマス価格なので仕方ないかと諦めておいしくいただきました。おいしいのはおいしいけど、3,000円出すかと言われれば出さない感じです。

人の意識と行動を変えるイベント

クリスマスという希少性のある機会は、高額なプレゼントや普段食べないチキンやケーキなどの商品を世の中の人たちに買わせます。11月下旬にもなると毎年、クリスマスに向けたプロモーションが重なり合い、気温の低下とともに一気にクリスマスを意識させます。

日本のクリスマスはフランシスコ・ザビエルさんが起源とされています。クリスマスの商業利用は1904年に銀座明治屋が店頭にクリスマスツリーをディスプレイしたことが始まりのようです。

1910年に不二家がクリスマスデコレーションケーキを発売し、1919年に帝国ホテルが一般客向けのクリスマスパーティを企画、その後もデパートなどの商業施設がクリスマス装飾などを展開していくことで一般的に普及していったようです。

商売から文化は生まれる

本場のクリスマスは七面鳥を食べるのに、日本ではチキンを食べます。これはケンタッキーフライドチキンさんのプロモーションによって、日本人たちにそういう文化形成がされたからです。日本ではこの時期1年の間で最も売上が伸びるそうですが、海外では最も売上が落ちる日というおもしろい状況を生み出しています。

商業施設が端を発し、商売を基点に広まってきた日本のクリスマス。日本の文化と言ってもおかしくないくらいにまでなっている状況に、商いの力を感じます。

なにか新しいことが始まり、一般に広まっていく時、必ず複数の担い手がその状況に乗っかり、集合された力としてインパクトを与えていると思います。

テマヒマもマーケティング支援業界に異を唱える人たちが乗っかりやすい状況を、引き続き作っていきたいと思います。広告代理店に依頼することがマーケティングの解決解にならない世の中を目指して。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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