マーケティングの新潮流

  1. コラム

YouTubeにビジネス視点を持ち込むことで成功法則を見出し、半年足らずでチャンネル登録者数20万人を超えたYoutuberがいます。恋愛心理学を用いたハウツー動画で人気の「仮メンタリストえる」です。

既に活躍しているYoutuberには先行者利益があり、同じやり方を今から参入する人がやってもファンはつきません。そこで、えるさんはマーケットインの発想でチャンネルを運営することにします。

マーケティングの原理原則は「誰に・何を・どのように」

誰に

えるさんはターゲットを「YouTubeで課題解決をしたい人」に設定します。今はエンタメを求めてYouTubeを視聴している層がまだ多いけど、今後は解決策となる質の高い動画を見たい層も増えてくるという市場の変化を捉えています。

何を

視聴者が求めるレベルの動画が少ないことと、元々モテの研究をしていて恋愛に関する知識に長けていたことから、「恋愛のハウツー系」動画をコンテンツにします。心理学も学ぶことでよりその知識を体系化していきます。

ネタの探し方もGoogleのサジェスト機能を利用して、ユーザーの悩みを拾い上げ、それをコンテンツ化するなど、ネットリテラシーの高いやり方をしています。

どのように

動画を短尺にすることで暇つぶし需要を獲得できる仕様にしています。考えるすきを与えないために、まくしたてるような編集の仕方を取り入れていたりします。これも心理学の手法ですね。

集客に関しても良くできています。動画が良くてもチャンネル登録者数が増えなければ、人の目に触れる機会を増やすことはできません。YouTubeは視聴回数が伸びないとプラットフォーム内での露出がされないので、先行者利益を得たYouTuberに有利な戦場になっています。

そこでTikTokを活用して、恋愛心理学に興味のある人達との接点を増やして、YouTubeへと誘導していきます。TikTokは新しい動画が優先的に配信されるので、新規参入しやすいプラットフォームです。

それぞれのプラットフォームの特徴を利用した最強コンボだと思います。

TikTokやその他SNSで初期接触機会をつくり、YouTubeでしっかりとコンテンツを提供していく、この流れは今後のマーケティングの一つの潮流になると思っています。

昼間は会社役員をやりながら、これだけの成果を出せている人がいるということを知ると、自分でもできるんじゃないかと思いますよね。

とりあえず、仮面探してきます。

参考 https://r25.jp/article/657188597461296014

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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