ポケモンビジネス

  1. コラム

先日、息子(3月2日で3歳になりました)を連れてポケモンセンターメガトウキョウへ。
池袋のサンシャインシティの中にあるので、家族で池袋へでかけました。

ポケモンセンターとは簡単に言うとポケモングッズのお店です。ぬいぐるみや、カードゲーム、フィギュア、日用品、おもちゃ。
誕生日だった息子は、入り口で王冠とバースデーカードをもらいました。嬉しそうに王冠をつけて店内をうろうろ。

店内をざっと見渡すと、王冠を被った大人がちらほら。子供連れが多いのかと思いきや、9割が子どもを連れていない大人でした。「何が欲しいんやろ。」とまったく興味のない僕には理解ができませんでしたが、個人の趣味なのでそれ以上は特に何も思わないようにしました。

息子は、今日は特別な日だと察知しているのか、おもむろにおもちゃの箱をとり、「これにする」と言い出す。手にとったのはピカチュウの立体パズル。パズル好きの息子にパズルを買おうと思っていたので、「ちょうどええな。値段も手頃やし。でも、立体のパズル作られへんやろから、作らされるんやろな。」と思いながら、「これにしよか。」と他のものに目移りさせないようにレジへ向かう。

遊園地のアトラクションに並ぶ時のように、ロープでうねうねと通路が作られていて、前には10人ほどの客。「みんなやっぱ買うんやなー」と思いながら列に並ぶ。気がついたら後ろにも10人くらいの列ができてました。

「おい、まじか。すごいなポケモンセンター」僕の心がざわつきました。レジの方を見ると通路の両側にレジが並びその数10数台。「混む時はこれくらいで捌かないとあかんのやろなー」とピーク時の様子を想像する。そして、行列が嫌いな僕は混雑時の様子を想像しながら少し疲れる。

誕生日特典でもらった5%オフチケットのお陰でちょっと得した気分になりながら買い物を終える。

誕生日の任務は完了したとその時は思ったものの、それだけで終わるはずがなく。その後に行ったトイザらスでプラレールを買わされることになったのは言うまでもありません。。

ギッズビジネスの本質

ディズニーストアもそうですが、子どもが入り口になっているビジネスを支えているのは大人です。子どもの欲求を満たすために大人がお金を出す、という意味ではなく。大人自身が自分の欲求を満たすためにお金を使う人が多いということです。

ポケモンは今年20周年です。子供の頃にポケモンに慣れ親しんだ世代がそのまま大きくなってからも好きでい続けて、経済力を手にした今、グッズをオトナ買いしています。


彼らは次世代の顧客づくりにも貢献しています。ポケモンやディズニーは親と子で楽しめる共通の趣味になっていることが多いですよね。

親が好きなものを子も好きになる。その必然性を見越して、今の顧客を大切にしていけば、世代を越えて新しい顧客を生み出していくことができます。


20,30年という長い期間でも、顧客が顧客を生み出す好循環が実現できているのがポケモンビジネスの凄さを垣間見ました。既存の顧客に好かれ続ける価値提供をしていくこともマーケターの仕事です。
 

p.s.

社名を決める時、ポケモンに習ってカタカナ4文字にしようと決めてました。

覚えてもらいやすく、伝えやすい文字数と文字表記にこだわり、テマヒマにたどり着きました。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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