小さな会社が必ず成功する方法

  1. コラム

日本の企業の99%以上が中小企業です。なので、企業というときそれは中小企業のことを指しているといえます。

企業の多くは売上の伸び悩みを抱えています。計画との乖離に頭を悩ませている企業がほとんどではないでしょうか?でなければ、新規顧客獲得が企業の関心事項の第一位で有り続けることはないので。

テマヒマの携わっているオンライン・マーケティングの分野においては、常に新しい情報をキャッチアップして、未経験の施策に取り組まなければいけない状況があると思われています。

もちろん新たな機会創出のためには必要ではありますが、うまくやるためにはたくさんの実験が必要になります。それをやりきる資金もリソースも、中小企業では十分にまかないきれないことが多いのが事実です。

でも、必ず成功できる方法が存在します。

それは、他の企業がやっていない面倒で手間のかかるサービスを提供したり、それらを商品を購入した顧客へのサポートとして提供することです。

人気殺到のサービス「1万円選書」

北海道の砂川市というところにある小さな書店「いわた書店」が始めたサービスで、読書好きの人の枠を超えて人気になり、今では多くの申し込みを受け付けられず抽選制になっているような状況です。

顧客へのアンケートを行い、その人に読んで欲しい本を1万円分セットにして送るというサービスです。

書店といえば、どちらかというと受け身のサービスです。買いたい人がいそうな本をラインナップして、客が自ら買いに来るのを待っています。棚としての機能が優先されています。

売りたい本を売るために書店をしていたいわた書店の店主は、自分の仕事を書店という棚の機能ではなく、本のプロによる推薦というサービスとして捉えていたため、1万円選書のようなサービスが生まれたのだと思います。

アンケートの回答に目を通して、その人に読んで欲しいものを探すというのは、なかなかのテマとヒマがかかります。

これだけに注力

いわた書店さんがやったことは大きく2つです。自分の売り物がサービスであると捉えたこと。目の前の顧客に対してテマとヒマをかけたこと。

みんな買い物を失敗したくありません。なので、詳しいと思う人から買いたいと感じます。何を売っていたとしても、常に顧客よりも専門家である必要があります。

メーカーでなくとも売っている商品により詳しくなることはできます。メーカーであればなおさら、商品について商品が解決する課題について、商品の提供する価値について専門家である必要があります。

自分の存在を付加価値として捉えて、顧客に価値提供できれば選ぶ理由がそこにできます。

そのためには誰よりも学び、誰よりもテマヒマをかけて顧客に向き合わなければいけません。でも、ただそれだけのことをすればいいだけです。簡単ですよね。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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