都知事選2020で見た広告術

  1. プロモーション

サクッと都知事選終わりましたね。選挙カーや街頭演説が少なかったからか、静かな選挙戦だったと思います。あれは迷惑行為でしかないので、今後も自粛してほしいもんです。

汚職や失策などのよっぽどの事態が無ければ現職は負けにくいです。しかも新型コロナ感染拡大防止という非常事態において、旗振り役を代えるリスクは大きいと感じてしまいます。他の候補者の方たちは機が熟してなかったと思うしかありませんね。

こんなことできるのかと思ったのがホリエモン新党です。立花さんの両脇を固める形で堀江さんのポスターが貼られていました。選挙ポスターって候補者以外の写真だけ載せるのも有りなんですねw

この左右の並びも考慮して、登録をしたんだろうなと思うと流石と言えます。

広告は面を取ることが大切

他の候補者を捨て駒にしている形なので、他の党ではできない戦術です。これを見た時、完全に広告やんと思いましたw

駅のポスターボードでも、同じポスターが何枚も連続してあるのを見たことがあるかと思います。あれは連貼りと言って、視認性を高めるために効果的な掲出方法です。

いろんなポスターが貼ってある中、1枚だけ貼ってあるよりも、複数枚貼ることで面積を広く確保し、目立つようにするのがポイントです。「面を取る」という言い方をしたりもしますが、広告の出し方で面を取ることはとても重要です。

広告はまず注目してもらわなければいけないからです。そのために、パッと見た時の表示領域が大きければ大きいほど目立ちます。目に付きます。

新聞広告も記事の下に掲載されているよりも、全面に掲載されている方が目に止まります。車両全ての中吊り広告が同じ広告主のものだと気づかずにはいられません。web広告では、画面全体に表示されるポップアップや、サイトの上部や両サイドをジャックするような広告があります。相当嫌われますがw

もう少し広い捉え方をすると、どのサイトを見てもアプリを使っていても表示される広告、どのランキングサイトでも紹介されている商品、どのインフルエンサーも紹介している商品など、見込み客がweb上で行動している時のいろんな接点で広告することも「面を取る」ことだと言えます。

大海に1滴垂らすのではなく、小さな池でもいいので、面を押さえることを意識して媒体をプランニングしてください。

p.s.

立花さんの両脇のポスターでは公約をずらっと表示しているので情報量も多く、3枚で1枚のポスターが成立しててすごいなと思いました。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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