多くの企業が他社を出し抜いて市場シェアを拡大したいと考えています。
でも、他社がやっていないことに積極的に取り組もうとはしません。
成功するかどうかがわからないからです。
そのため、BtoB企業の多くが大手企業の事例を作り、それをネタに中小企業にセールスをかけることが、BtoBマーケティングのコアな施策になっています。
大手企業がやっているなら効果があるのだろう、安心だ、信頼できる、と感じて、その施策自体が自社の今のマーケティングに有効かどうかを吟味することなく、使い物にならないものを買っていることはよくあります。
中小企業が大企業で成功した施策を同じようにやっても成功はしません。
なぜなら、大企業はあらゆる点で中小企業よりも優っているからです。
品質、価格、実績、評価など生活者が売り手を信用するに値する材料が整った上で、多くの予算をかけて実施するから、大企業はその施策で成功したのです。
それをどれも劣る中小企業が限られた予算をかけて実施しても、大企業と同じ結果を手に入れることはできませんよね?
それなのに、周りを見て、うまくいったことを探して、それを取っ替え引っ替えしている企業が多いです。
僕の好きな言葉です。
「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」
他社を出し抜きたいなら、他社がまだやっていないことに取り組み、先に結果を手に入れようとしてください。
もちろん基本的な施策のPDCAを回して磨きをかけていくことは重要です。
それに取り組んだ上で、より大きな成果を手にしたいなら、他社のやっていないことにチャレンジして、成果を生み出すアクションに取り組んでください。
「何が使えるか?」ではなく、「どう使えるか?」という観点で情報に触れられる人が成果を手にできます。
ーマーケティングは一日にして成らずー
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