天才的な推し活ビジネス

池袋に天才的な推し活ビジネスが誕生してました。

それは「推し活居酒屋 ○○の会」です。

「○○」には自分達の好きなアイドルやキャラクターなどの押しの名前を入れる仕組みです。

座席は暖簾で仕切られた個室なので、周りを気にせず推し活をしながら推し活仲間と楽しめるようになっています。

部屋には大画面4Kモニターとブルーレイプレイヤーが設置されていて、壁には磁石がつくシートが組み込まれており、マグネットを使ってポスターなどの推し活グッズを好きに装飾できます。

部屋の入り口には「○○の会」とネームプレートも掲示され、自分達だけの特別な推し活会場が完成します。

推しの映像を見ながら推し活仲間とワー!キャー!できる飲み会ができるところが、このお店の人気の理由です。

料金システムは部屋代(1人2000円程度)に加えて、食べ放題(1980円)をセットにするのが基本料金になり、後はワンドリンク(700円以上)か飲み放題(1600円)を選ぶ形なので、最低でも客単価4,700円になります。

飲み放題をつける客も多いことを鑑みると客単価は5,600円になり、 若者向けの飲食店としてはとても優秀なビジネスモデルだと言えます。

LIVEに行けなかった人がLIVE感を味わったり、思い出のLIVEをリピート鑑賞したり、推しの配信を見ながらワイワイしたりできるところが受けているようです。

推し活というと、グッズを買うなど1人で楽しむ趣味のように思われることもありますが、推しへの愛をコミュニティへ共有しあえるところが醍醐味です。

なので、推しをデザインしたグッズを売るだけではなく、推し活仲間と推しへの愛を共有できる機会を提供するビジネスには大きなチャンスがあります。

p.s.
個人的には、部屋の入り口に「○○の会」と自分達のコミュニティの名前を出せるのが秀逸だなと思いました。

ホテルの部屋を借りて「株式会社○○ 総会」みたいな札を立てたりしますが、それと似ているなと感じますw

ーマーケティングは一日にして成らずー
良かったら気軽にいいね!シェアお願いします↓

コメント

この記事へのコメントはありません。

人気の記事

  1. 1

    伝わる伝え方

  2. 2

    マーケティングで使う「導線」

  3. 3

    月末にやること

  4. 4

    D2Cとは?年商10億円を超えるための3つの戦略

  5. 5

    マーケティングの4Pとは?|商品が売れる状態をつくる4つの要素

カテゴリー

関連記事