始まるeスポーツの青田買いと企業の人材戦略

  1. コラム

8歳のプロゲーマーが登場しました。

『フォートナイト』に8歳のプロゲーマー誕生。公式試合にはまだ出られないが、”若いゲーマーは未来を担う”とeスポーツチームTeam 33が340万円の契約金と50万円の機材で契約

eスポーツは着実にスポーツと並ぶエンタメへと育っていっています。大会が増えていることやスポンサーが増えていることがその理由です。

Youtubeなど動画配信サービスでゲーム実況をする人も、それを視聴する人も増えています。

僕も子供が見ていたヒカキンさんのフォートナイトのゲーム実況動画を見ていて、見るだけでも十分楽しいと感じてますし、実際にゲームをやってみたいと思ってやったこともあります。3D良いするので続けてやれてはいませんが。

見て十分に楽しめる、やって楽しめる、公式の試合だけではなく、自分たちで手軽に試合も組める、これらは普通のスポーツと同じです。

特に人気のスポーツである野球、サッカーなどは特別な施設がなくても真似事ができるくらい手軽に始められるスポーツです。フェンシングやカーリングなどと比べて。

手軽にできるところに普及の鍵があるので、ゲームはその要件を満たしていると言えます。

今のところは身体を使うのか手を使うのかの違いがありますが、今後VRゲームが普及すれば身体を使うゲームも増えていくと思うので、もうスポーツとeスポーツと分けて表現する必要もなくなっていくかもしれません。

成長企業がとるべき人材戦略

今回のニュースは、何十億円と報酬をもらえるプロプレイヤーに育つ可能性を、340万円+50万円で手に入れた形ですね。

もちろんプロとして活躍するまでに数年、それまでの育成コストなどに数百万円かかると考えると投資回収はしばらく先になりますが、この少年がプロとして大会に参加できる頃には、既にプロプレイヤーの報酬が数億円、数十億円となる世界が見えているのだと思います。

5年後に実力や実績のあるプロを雇おうとすると、その時点で大きな契約金や報酬が必要になります。

でも、これからの成長株を先に手に入れておけば、多少のお金と時間はかかりますが、より大きなリターンが期待できる投資先となります。

 

仕事も同じで、これから成長させていこうという企業や事業において、最初から実力実績のあるプロプレイヤーを雇うのは無理があります。

これから市場を創っていこうとしている企業には、将来の有望株を自分たちで育てることで、よりローリスクハイリターンの投資に繋げることが必要です。

その時に必要なのは、本人のやる気と正しい指導です。

特別な知識や技術は必要ありません。本人のやる気と正しい指導があれば、それらは後からいくらでも身に付けられるからです。

大企業とは違い、企業の魅力も働く環境も、報酬に当てられるお金も十分ではない企業が、誰に対して投資すべきかは明らかですよね。

 

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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