インプットのお作法

何かを学び続けていると、共通点が見つかるようになります。
それがその物事の本質です。
いろんな事象も突き詰めれば本質に辿り着きます。
例えば、ビジネスにおいては「顧客に価値を提供する」、人間関係なら「相手の立場を考える」など。
いろんなテクニックはそれを体現するための手段に過ぎません。
なので、マーケティングの話も本質を理解してしまっていると、学べるものが少ないと感じてしまいます。
ですが、そこで学ぶことをやめてしまっては、それ以上の成長は見込めません。
自分一人では、大した量の実践はできないからです。
自分以外の人たちが行った実践も、自分が行ったことのように捉えることができれば、より多くの気づきや学びを得ることができます。
そのために使えるインプット法が、「何が使えるか?」ではなく「どう使えるか?」と問いながら話を見聞きすることです。
自分のビジネスではどう活かせるのか?という見方でインプットを行うことで、受け取れる情報の価値が高まります。
何が活かせるか?という姿勢でインプットをしてしまうと、「知ってる」「やってる」などのリアクションになってしまい、何も学ぶことができなくなってしまいます。
受けのインプットと攻めのインプットの違いだと言えます。
「どう使えるか?」という見方でインプットをして、1つでも多くの学びにつなげてください。
平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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