業績を上げたネットカフェが実践した2つ目のマーケティングアプローチ

業績を上げるネットカフェが増えているようです。
日中の空き時間をビジネスパーソンがリモートワークで使うことで、座席の回転数を増やせていることが要因です。
コロナが収束するにつれて利用者が減るかと思いきや、予想に反して利用者は引き続き多いそうです。
この利用者層の変化に合わせて提供するサービスを変えたことで、業績を伸ばしている「快活CLUB」というネットカフェがあります。
パソコンのないモニターだけ設置したブースを用意し、利用者のパソコンを置きやすくしました。
それが好評で顧客を定着させられています。
ネットカフェはパソコンがありネットができる場所なので、パソコンを置かないという発想にはならなかったと運営会社は言ってます。
これがマーケティングの2つ目のアプローチ「自分を変える」です。
マーケティングの基本的な考え方は、必要を作り出して、その必要を満たす商品を提供することです。
ネットカフェの顧客の必要は、ネットができる1人の空間です。
ですが、ターゲットを「社外で仕事できる空間」を求める人に変えたことで、その人たちに必要を満たす商品が必要になりました。
そこで、パソコンのない席という商品を作ることで、ターゲットの必要を満たすことに成功しました。
さらに、「快活CLUB」という屋号で受け取ったレシートでは、会社で精算しにくいという課題に対して、親会社が運営する「AOKI WORK SPACE」の屋号を使うことで、より顧客の必要を満たす商品にすることに成功しています。
「同じことをやり続けて、違う結果を求めることを狂気と呼ぶ」
どんな必要を作り出せるのか、その必要をどう満たせるのか、それを考え続けるのが私たちMARKETING DRIVERです。

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