ゲーム規制条例で考えるマーケティング組織

  1. コラム

香川県でゲーム規制条例が示されたことで、ゲーム民の間で物議を醸し出しています。

そしてその馬鹿げた条例に対して、「糖尿病死亡率No.1の香川県ではまっさきにうどんを規制すべき」という対論がまた話題となっています。

ゲームのポテンシャル

ゲームを楽しむ人や今のゲームの位置づけをよく理解していない県議会の政治家たちが、自分たちの思い込みや「ゲーム依存症」というものがあるという科学的な観点から発案したものだと思われますが、かなりセンスが無いなと思います。

好きなことに打ち込めない子供は将来どんな大人になるのか?という想像力が欠如しているからです。

さらにはeSPORTSというものが台頭してきて、世界的なビッグエンターテイメントに成り得ようとしている矢先に、その可能性の目を潰すような行為です。プロのスポーツ選手を目指す子供に部活は1日1時間まで!と規制しているのと同じです。

アルコール依存症もそうですが、結局は本人の問題です。子供に関しては家族がきちんとフォローすればいい話です。自分で考えて選択できる余地を残しておかなければ、思考停止した大人を量産するだけです。

そしてこれは企業組織にも言えます。

現場のことを理解していない経営層が、ちょっと知り合いから聞いた話やお偉い先生のセミナーで仕入れたことを元に、現場に直接的な指示をしてしまうケースがよくあります。

現場が一番自分たちの状況を理解しています(し理解していなければいけません)。

メンバーが生き生きと働いしている職場は多くの場合、各自が「自分がやっている(貢献できている)」と感じています。「やらされている(上司のためにやっている)」と感じて働いている組織にはどこか歪が生じています。

「良い人材がいない」という話もよく聞きますが、そういう経営者やマネージャーは「良い人材に育てる」という観点が抜け落ちてしまっています。

生まれた瞬間に優秀な子供はいません。成長を期待してあらゆる支援を行い、自らの考えで行動していけるように好きなことに集中させて、自律できるように促していくことが親の努めだと思っています。

とはいえ、メンバーのことを自分の子供と同じだと考えるのは、理屈はわかってもなかなか難しいものがあります。一生の付き合いでもないですし、実際にはすぐに親元を離れていきますしね。仕事なんやからちゃんとやれよ、と感じる部分は常にありますw

中小企業ではトップの意向を実現させるのが近道

そして大きく違う点があります。子育てには正解はありませんが、ビジネスにはビジネスにはある程度築かれた成功モデルがあります。

現場メンバーよりも経営者の方がその仕事に精通している場合や、実践に活かすための情報をたくさん持っているような場合は、経営者の指示に従うことが重要です。

実践経験もなく、事前知識もなく、実行力もないメンバーが自分の好きなように(感覚的に)仕事に取り組んでいると、必ず失敗します。

僕自身メンバーを抱えて仕事をしていますが、「好きなようにやらせたい」でも「こちらがやってほしいように要求したい」、この葛藤を日々抱えています。

マーケティング成功の鍵は、「リソースをどうマネジメントするか」です。

参考 https://news.livedoor.com/article/detail/17694323/

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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