コミュニケーションを円滑に進めるためのスキルとして、テレワーク時代の3箇条について紹介しました。
短くする、卑屈語(必要以上の敬語)を使わない、企画書文学(雰囲気だけで意味の通じない文章)を忘れる、この3つに取り組むことで、より伝わりやすいコミュニケーションができるというものでした。
リモートが増えていく今後、テキストコミュニケーションはより重要なビジネススキルになっていきます。
生産性を高めるチャット
複数のプロジェクトを同時進行することが多いので、できるだけ生産性の高い仕事の仕方を常に求めています。チャットでのコミュニケーションもその一つです。チャットならこちらの都合の良いタイミングで対応ができます。集中してアウトプットしている時に邪魔されることはありません。
一度に複数の案件をこなすこともできます。返答を待っている間に別のチャットに対応する、もしくは簡単に処理できるタスクに取り掛かるなど。対面でのmtgや電話で話をしていたら、その時間はそれしかできません。超非効率ですよね。
テキストで残せるのもチャットの優れた点です。口頭だと言った言わない問題に巻き込まれることも多いです。なので結局、話した内容をメールやチャットでテキスト情報として残しておかないといけなくなります。どうせメモするなら、最初からメモ(チャット)でコミュニケーションするのが早いですよね。
でも、人と人とは対面で会話した方が伝わるものが多い、という意見もあります。僕もそれは否定しません。議論する場合、プレゼンする場合、熱量が伝わるのは対面でのコミュニケーションというのは理解できます。
ですが、多くの対面での会話はそういう類のものではないので、必要ないと感じてしまうことが多いだけです。
2つのビジネスコミュニケーション
ビジネスにおいてのコミュニケーションは突き詰めれば、
- 共有する
- 相談する
の2つです。
多くのmtgが「共有」のために時間を使っています。共有だけならテキスト情報で十分です。事実を述べるだけなので。
「相談」は相手のリアクションももらいながら、結論へ導く行為です(アイデア出しのためのブレストや提案なども相談に含めて考えてください)。
アクションに対してリアクションをもらう必要があるので、mtgをすることの意味があります。つまり、議論することが無ければmtgは不要です。
共有事項を電話で伝えたり、mtgで伝えたりする人はテキスト情報に落とすことが面倒くさい、もしくは自分のタイミングで相手に動いてもらいたいと思っている人です。
マーケティングリソース最大化の鍵
マーケティングの仕事は多岐にわたります。そのため、事業が成長すればするほど外部パートナー含めたチームで取り組むことになります。限られたリソースを最大限活用することが、多くのリソースの限られた中小規模の企業には必要になります。
そのためには、チーム内の生産性を如何に高められるかが鍵です。特にクリエイティブを作ったり、コンテンツを作ったりする仕事が多いマーケティングの現場では、各メンバーの集中力を途切れさせない配慮が必要です。
そこで、相手のタイミングでメッセージを受けとってもらえるテキストコミュニケーションは効果的です。特にチャットはグループを作って管理できるので、いろいろ同時進行していても頭のスイッチを切り替えやすいので重宝してます。
僕はパートナーとも定例mtgのようなものは設けてません。普段からチャットでコミュニケーションをとっているので、わざわざ時間を取ってmtgをする必要がないからです。
報告のためのmtgとか自分もしたくないので、相手にもそれを要求しないようにしています。報告は共有なので、報告書を送ってもらえれば済む話ですよね。
それでもmtgしたがる会社さんもいるから不思議ですw
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