99%の企業がまずやること

  1. プランニング

マーケティングは終わりのない道です。どの地点を見てるかによって、作られるマーケティングプロセスの規模が変わります。

理想が高ければ高いほど、そのプロセスは壮大なものになっていきます。

これは、どれだけ大きな市場に対してアプローチしていくのかに比例していきます。

例えば、時計を販売しているとして、ただ単に大きな音を決めた時間に鳴らしてほしいと思って目覚まし時計を探している人に、爆音の目覚まし時計を売るのであれば、爆音の目覚まし時計の購入ページを作って、「目覚まし時計 爆音」などのキーワードで検索広告を仕掛ければ事は済みます。

でも、日中のパフォーマンスアップを目指している人を顧客にする場合、そもそも身体のリズムを作るため、睡眠の質を保つために「身体に負担をかけない起き方」が必要だということを啓蒙するという活動が必要になります。そのために、パフォーマンスアップを目指している人が興味を持つコンテンツを世の中にちりばめ、とっかかりを作り、そこから睡眠の質を高めるための目覚め方についての情報を提供し、それを実現するための商品へと引き込んでいく必要があります。

この活動は単純に広告を出して実現できるものではありません。商品を売る前にwebメディアを作ったり、SNSアカウントを運用したり、Youtubeチャンネルを開設したり、コンテンツをばらまき興味関心を手に入れて、必要性を生み出さなければいけません。もちろん最終的に商品へとたどり着くための購入ページなども必要です。

とても多くの施策が複雑に絡み合って、一つのプロセスへと繋がっていきます。

理想を実現しにいくタイミング

理想を持って事業をすることは大切です。でも、現実がガタガタなら、理想を現実にする前に倒れてしまいます。

多くの企業は、爆音目覚まし時計を探している人に、爆音目覚まし時計を届けることだけ考えてビジネスをすべきです。

それが理想へと近づくための一歩だと思えば、今何をすべきかはわかると思います。

会社の名前を売ることでも、ブランディングと称してロゴを作ることでも、自分たちの理想をメッセージにして発信することでも、啓蒙にリソースを割くことでもありません。

必要としている人に売ること、それが最初にやることです。

理想を実現しても良い状態を作れてからが、理想を実現するための活動にリソースを割いて良いタイミングです。

 

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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