伝わる伝え方

感動的なデザインを見つけました。

足つぼがどういう症状に効果があるのかを示したイラストです。

よく見る足つぼイラストとの違いがわかりますか?

よく見るやつはこれです。

 

よく見る奴は「どこに効果があるのか」を表しています。

僕が感動した足つぼイラストは「何に効果があるのか」を表しています。

それぞれ表現したかったことは同じですが、表現の仕方で伝わり方が全然違いますよね。

小腸に効果があるとわかっても、小腸の不調てどういうことなのか素人にはわかりません。

症状に置き換えると、便秘や腹痛に効果があるということです。こうするとわかりやすいですよね。

 

企業が伝えているメッセージは伝えているようで、伝わっていないものが多いです。

よく見る足つぼイラストと同じ状態ですね。

これは、知識の差に気づけていない時に起こります。自分たちが普段使っている言葉を、顧客も当たり前に使っていると思いがちです。

その商品に詳しくない人や、自分の家族などに話してみて伝わらない言葉は使わないようにしてください。

その言葉、素人にも伝わりますか?

 

 

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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