マーケティングファネルの要

マーケティングをする上で、ファネルについて理解しておくことは必須です。

ファネルとは見込み客が顧客になる流れを表したものです。テマヒマではプロセスという言葉で表現しています。

これはどんな情報に触れて気づいて、納得して、検討して、買うのかという一連の流れを組み立てるために、知っておかなければいけない考え方です。

重要なのは、販売していく商品の流れと、それを販売するプロモーションの流れです。

今回はプロモーションの流れにおいて重要な、ランディングページについてお話します。

ランディングページが成否を分ける

見込み客が購入を決めたり、購入へのステップを進めたりする場所がランディングページです。

ランディングページの反応率(CVR)を高めることができれば、より多くより安く顧客獲得ができます。

訪問単価が100円でCVR1%だとすると、獲得単価は1万円になります。獲得単価を下げるには、訪問単価を下げるかCVRを高めることになります。

でも、訪問単価を下げるのには限界があります。リソースが少ない中、今よりもより良い状況を作るためには、CVRの向上に取り組むことに集中してください。

CVRを高めるためのてっとり早い方法

売れるランディングページを作るのはとても大変です。クリエイティブテストをやり続けるのもなかなかできないですよね。

そこでおすすめできる方法がオファーを変えることです。

ランディングページで申し込んでもらう商品を、より購入ハードルの低い商品にするということです。

割引や返金保証をつけたり、より低単価で買える商品や無料で提供できる商品を用意したりすることで、顧客の購入のハードルを下げることができます。

本来買ってもらいたい商品ではなく、その商品で得られる価値を体験できるような商品を用意することで、手軽に試してもらえます。実際に体験することで納得して、本来買ってもらいたい商品を買ってもらえる流れを作れます。

買って期待外れだったというネガティブな印象を与えずに集客することができるので、継続率の高さも期待できます。

CVR25%のランディングページ

テマヒマでも今年からメール会員の募集を以前までの業界メディアでの出稿から、自社で広告を運用してプロモーションを構築する方法へとシフトさせてきました。

いろんなテストをしてきましたが、今月から始めているプロモーションが良い感じです。

まだ安定期に入っていないので予算を増やせていないのですが、毎日CVR25%前後で推移しています。

やったことはオファーする商品を魅力的にして、ランディングページをシンプルにしただけです。

いまいちCVRが変わらないと感じているならオファーの見直しをしてみてください。

平岡 大輔

株式会社テマヒマ 代表取締役/マーケティング歴20年/事業成長に悩む企業のweb集客ROI改善を支援/売れるLP改善を得意とし、大手から中小企業まで100本以上のLPを改善/著書『売れるランディングページ改善の法則(技術評論社)』

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