退職代行サービスの秀逸な2STEPマーケティング

  1. プランニング

ビジネスはモデルによってうまくいくかいかないかが決まります。

モデルが悪いとどれだけやっても忙しいだけで収益は上がりません。

よくできたビジネスモデルを見つけたので紹介します!

退職代行サービスを提供している企業が転職支援も同時に行っていました。

退職代行サービスはちょこちょこ話題になっていたので知ってはいましたが、退職支援した人に次の仕事を紹介することで、事業者は人材紹介会社から報酬を得られる仕組みになっています。

退職代行サービスの利用料が3万円程度で、転職お祝い金を5万円支給するモデルになっているので、退職代行サービスを利用した人はそこから転職先の紹介をしてもらえば、退職代行サービスにかかった費用は無かったものにできます。

なので、退職代行サービスを提供してる企業で転職先を決めようとしますよね。どんどん紹介先を増やせるという仕組みが出来上がっています。

ビジネスを拡大させる2STEPの仕組み

退職代行サービス自体はフロントエンド商品で、転職支援サービスがバックエンド商品ということになります。

フロントエンド商品とは集客のための商品で、通常は無料相談や無料体験、お試し商品などが使われます。

バックエンド商品とは収益を上げるための商品で、本来企業が売りたい商品のことです。

英会話スクールが無料レッスンで集客して、参加者に実際のカリキュラムに申し込んでもらうという流れですね。

2STEPマーケティングと言われたりもしますが、この仕組みを活用することでビジネスは拡大していけます。

ハードルの小さい商品を本来買ってもらいたい商品の手前に置くことで、見込み客が顧客になりやすい状況を作ることができるからです。

いきなり1万円の化粧品を買ってもらうより、1000円のトライアル商品を利用して、良いか悪いかを見てもらってからの方が本商品を買いやすくなります。

自分に合わない商品だったとしても1000円損するだけなので気軽にお試しできますよね。

見込み客の購入のハードルを下げることで、より多くの顧客に商品を手にとってもらうのが目的です。

またこの2STEPマーケティングで重要なのは、フロントエンド商品の購入者のリストを手に入れられることです。リストとは直接その人へアクセスするための個人情報のことです。

直接連絡できるようになるので、集客のための広告費が掛からなくなります。

コミュニケーションコストだけで集客できる状態を作れるので、長期的に見て獲得効率がよくなっていきます。

秀逸な2STEPマーケティング

退職代行サービスのビジネスモデルが秀逸なポイントは、フロントエンド商品の集客コストをフロントエンド商品の利益で賄える形になっていることです。

通常、人材紹介サービスに登録してもらうために1人あたり何万円もの集客コストを支払っています。

でも、退職代行サービスの利用者を人材紹介サービスへ登録することになるので、登録のためにかかっている集客コストは0になります。

もちろん退職代行サービスの集客にコストはかかっていますが、退職代行サービスの利用料は利用者からもらっているので、退職代行サービスの利用料以上に集客コストが掛からない状況であれば、集客コストが0ということになります。

退職代行を利用したいと思っている人は少数ですが、その分集めやすいターゲットだと考えられるので、集客コストも低く済んでそうです。

人材ビジネスは人の流れを作り出すビジネスなので設備投資などもなく、集客コストが0に近い状況を作れていれば収益が増え続けます。

フロントエンド商品の集客コストをフロントエンド商品の利益でまかなえている状態が最強の2STEPマーケティングの形です。

 

見込み客にはどんなフロントエンド商品を売れますか?

顧客にはどんなバックエンド商品を売れますか?

p.s.

この退職代行サービスはYoutubeチャンネルでやっている売れるランディングページの解説シリーズで出会ったものです。

ランディングページと合わせてビジネスモデルの考察もしていますのでご覧ください。

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平岡 大輔

プロモーション領域の端から端までを熟知しているバランス型マーケター。
総合広告会社でTVCM中心にマスメディアのプランニングに従事。
web系ベンチャー企業でクリエイティブ事業部の責任者として多数のwebサイト開発に取り組みながら、EC企業のマーケティングコンサルタントとしても活躍。D2C企業の経営に参画し、年間5億円の広告費を使いながら理論と実践のPDCAを回している。マーケティングのプランニングからディレクションまでを得意領域としており、チームビルディング・チームマネジメントにも精通。

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